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今回は、AI音楽生成ツールを使った「BGM販売副業」の可能性についてまとめました。

なぜ今「AI生成BGM副業」が40代・50代に最適なのか

「副業をしたいが、特別なスキルも時間もない」
そう感じている40代・50代のビジネスパーソンに、今もっともフィットする副業のひとつがAI音楽生成ツールを使ったBGM販売です。
楽器は一切弾けなくてもよく、音楽理論の知識も必要ありません。
必要なのはパソコンとインターネット、そして月額10ドル前後のAIツールの有料プランだけです。

なぜ今この副業に可能性があるのかを理解するには、まず動画コンテンツ市場の現状を知る必要があります。
YouTubeをはじめTikTok・Instagram Reels・Vlogなど、動画制作者の数はこの数年で爆発的に増えました。
動画には必ずBGMが必要ですが、既存の商業楽曲を無断で使用すれば著作権侵害となり、収益の剥奪や動画削除のリスクが生じます。
そこで多くの動画クリエイターが「著作権フリーBGM(ロイヤリティフリー音源)」を探し求めています。

ところが既存のフリーBGMサービスで公開されている楽曲は使い回しが多く、
「この曲、どこかで聴いたことがある」と感じられるものも少なくありません。
クリエイターたちは常に「世界にひとつだけの独自BGM」を求めています。
AIが生み出すオリジナル楽曲は、そのニーズを満たす新しい供給源として注目されています。

動画クリエイターが増えた分だけ、「著作権に触れない独自のBGM」への需要も増え続けている。
この需給ギャップこそが、AI生成BGM副業の最大のビジネスチャンスです。

40代・50代にこの副業が向いている3つの理由

  1. 初期投資が極めて低い
    必要なのはPCとAIツールの有料プラン(月額10〜30ドル程度)のみ。
    楽器・スタジオ・機材は一切不要。
  2. スキマ時間で完結する
    1曲の生成に数十秒〜数分。プロンプトを入力するだけなので、
    通勤時間・昼休み・就寝前に副業できる。
  3. ストック型収益になりうる
    一度販売登録した曲は、自分が寝ている間も売れ続ける「資産型収益」。
    積み上げるほど収益が増える構造。

ただし市場の競争も増しています。
ニッチなジャンルや特定用途に特化する戦略
たとえば、
「和風BGM」「企業研修動画向けの落ち着いたインスト」「Vlog向けローファイヒップホップ」
のようにニッチなジャンル・用途に特化していくことが、今から参入しても成果を出すための鍵となります。

主要AI音楽生成ツールの特徴と副業への適否

AI音楽生成ツールは複数存在しますが、
BGM副業として使う場合には商用利用の可否第三者への販売が認められているかという二点が最重要の選定基準です。
ツールによってその条件は大きく異なります。

Suno AI——副業利用の中心的なツール

現在もっとも広く使われているAI音楽生成サービスがSuno AIです。テキストでプロンプトを入力するだけで、ボーカル付きの本格的な楽曲が数十秒で完成します。
日本語歌詞にも対応しており、最新バージョンではプロが制作したと見まがうほどの音質に達しています。

副業目的で使う場合に必ず理解しておくべき点があります。
無料プランで生成した楽曲は商用利用が一切できません。
所有権もSuno社に帰属します。
商用利用が認められるのは、ProプランまたはPremierプランの有料プランに加入中に生成した楽曲のみです。
Proプランは月額10ドル、Premierプランは月額30ドルが目安です。
また、無料プラン時代に生成した楽曲は、後から有料プランに移行しても商用利用できない点も重要です。
副業を始める前に、必ず有料プランへの切り替えを済ませてから生成を開始してください。

著作権の扱いについても注意が必要です。
Suno AIの利用規約には「有料プランユーザーに生成物の権利を譲渡する」旨の記載がありますが、
同時に「機械学習の性質上、著作権の発生を保証しない」という但し書きもあります。
各国の著作権法上でAI生成楽曲が保護対象になるかは現時点で不確定です。
実務上は有料プランの請求書・課金履歴を保存しておくことが、最低限のリスク管理になります。

つまり、Suno側から「商用利用してよい」というライセンスは与えられますが、AIのみで生成した楽曲そのものが各国で著作権として認められるかはまだグレーゾーンです。
現時点では、著作権ではなく「Sunoとの契約で得られる利用権」が主な保護になると理解しておくと安全です。

Udio——インストBGMの品質に定評あり

Udioはジャンルの再現精度の高さで知られるAI音楽生成サービスです。
特に伴奏のみのインストゥルメンタルBGMの品質に定評があり、BGM副業との相性は良好です。
有料プランでの商用利用および第三者への販売が認められており、Suno AIと同様に副業目的で活用できます。
スタンダードプランは月額10ドル前後から提供されています。

ただし、Udioも「あなたに使用ライセンスを与える」スタイルであり、楽曲そのものの著作権保護が各国でどう扱われるかはまだ流動的です

Soundraw——自分のコンテンツ用には優秀だが、販売には使えない

Soundrawは日本発のAI作曲ツールで、動画クリエイター向けのBGM生成に特化しています。
品質も高く操作も直感的ですが、生成したトラックをそのまま第三者に販売・再配布することは、SOUNDRAWのライセンス範囲外とされています。
動画など自分のコンテンツのBGMとして使う分には商用利用が可能ですが、
BGM素材そのものを販売する副業用途には基本的に向きません。
この点を誤解して販売してしまうと規約違反になるため、十分に注意してください。

AI音楽生成ツールの利用規約は頻繁に更新されます。
本記事の情報は2025年時点のものです。
副業を始める前に、使用するツールの最新の利用規約を必ずご自身でご確認ください。

著作権フリーBGMの作り方——プロンプト設計から完成まで

AIに音楽を生成させる際、ランダムにプロンプトを入力していても「売れるBGM」にはなりません。
需要のあるジャンルを先に把握した上で、意図を持ってプロンプトを設計することが重要です。

まず「何が売れるか」を調べる

BGMを作り始める前に、動画クリエイターが実際に求めているジャンルをリサーチしましょう。
YouTubeで「フリーBGM」「著作権フリー音楽」と検索し、再生数の多い動画のジャンルや雰囲気を確認するのが手軽な方法です。
後述のBOOTHでも「BGM」カテゴリの売れ筋を確認できます。
現時点で特に需要が高いのは、
Vlogや日常動画向けのローファイヒップホップやアコースティック系、ビジネス・企業動画向けのコーポレート・モチベーション系インスト、海外クリエイターからの需要が高い和風・日本風BGM、
そしてリラックスや瞑想系のアンビエントなどです。

効果的なプロンプトの組み立て方

Suno AIへのプロンプトは英語で入力すると精度が上がります。
基本的な構造は「ジャンル+雰囲気・感情+使用楽器+テンポ+用途」です。
たとえばVlog向けのローファイBGMなら
「lofi hip hop, chill, warm, acoustic guitar, soft piano, relaxed tempo, background music for daily vlog, no vocals」
のように入力します。
企業動画向けなら「corporate background music, inspirational, uplifting, clean piano and strings, moderate tempo, professional, no vocals, suitable for business presentation」
と指定することで、用途に合った楽曲に近づけられます。
「no vocals(ボーカルなし)」の指定はBGMとして使いやすくするために重要です。
また「suitable for~(〜に適した)」と用途を添えると、目的にフィットした楽曲が得られやすくなります。

生成後の品質チェック

AIは同じプロンプトでも毎回異なる楽曲を生成します。
1プロンプトにつき複数回生成し、

  • 用途に合っているか
  • 全体を通して聴きやすいか
  • 途中で急に雰囲気が変わったり音量が極端に変化したりしていないか

を確認してください。
そして必ず行うべきなのが既存楽曲との類似チェックです。
AI生成曲が偶然、既存の有名楽曲に酷似してしまうケースがあります。
ShazamSoundHoundなどのアプリで生成した楽曲を検索し、
既存曲として認識されないことを確認してから販売に進むことをルーティンにしてください。

「1曲を完璧に仕上げる」より「同ジャンルを10曲生成して選別する」アプローチの方が効率的です。
慣れてくれば1時間で10〜20曲の生成・選別が完了します。

どこで・どうやって売るか——販売プラットフォームと収益の仕組み

BGMを生成したら次は販売です。
ここで必ず知っておかなければならない重要な事実があります。
国内最大手の著作権フリー音源プラットフォームであるAudiostock、および海外大手のPond5は、現時点でAI生成楽曲の登録を認めていません。
音楽配信代行サービスのTuneCore Japanも2025年4月以降にAI楽曲ガイドラインを改訂しており、AI生成楽曲の審査が通りにくくなっています。
副業目的でBGMを販売する際は、AI生成楽曲の登録を明示的に認めているプラットフォームのみを利用する必要があります。

BOOTH——最初の販売先として最も現実的

現時点でAI生成楽曲の販売に使える最も手軽なプラットフォームがBOOTHです。
pixiv株式会社が運営するデジタルコンテンツ販売サービスで、審査なしで即日販売を開始できます。
価格は自分で自由に設定でき、BGMパックとして複数曲をまとめて販売することも可能です。
AI生成楽曲の販売実績を持つクリエイターも多く、副業の最初の一手として最も現実的な選択肢です。
集客はXやInstagramなどのSNSを通じて自分で行う必要がありますが、逆に言えばフォロワーを育てることでプラットフォームの規約変更に左右されにくい販売基盤が作れます。

note——BGMパックを有料コンテンツとして届ける

noteでも音源ファイルを有料コンテンツとして販売できます。
「〇〇ジャンルBGM10曲セット」のような形で有料記事や有料マガジンとして配信し、継続購読してくれる読者を獲得できれば安定収益につながります。
手数料は売上の10〜20%程度です。

クラウドソーシングでの受注制作——高単価案件を狙う

ランサーズやクラウドワークスでは、動画クリエイターや企業から「YouTube動画用BGMを作ってほしい」という案件を受注できます。
クライアントの要望に合わせたオーダーメイドのBGMを制作する形で、1案件あたり3,000〜30,000円以上になるケースもあります。
ただし一定のポートフォリオが必要になるため、まずはBOOTHやnoteで作品を公開してから受注制作に進む流れが自然です。

DistroKid——ストリーミング配信で再生収益を得る

BGMファイルを直接販売するのではなく、SpotifyやApple Musicなどのストリーミングサービスへ配信して再生回数に応じた収益を得る方法もあります。
DistroKidは「AI楽曲そのものは禁止」ではなく、「権利を侵害しない限りはAI使用も許容」というスタンスを取っています。
アップロード時にAI使用の有無を申告し、他者の作品のコピーや“声まね”などを含めないことが条件です。
Spotify・Apple Music・YouTube Music・TikTokなど150以上のプラットフォームへの配信に対応しています。
ただし、AI生成楽曲を短期間に大量リリースするとアカウント停止リスクがあるという報告があります。
また、配信先ストアによってはAI楽曲を個別に制限しているケース(Facebook Musicなど)があるため、
登録時に配信先を慎重に選択してください。

収益はストック数に比例して増えていく構造です。
最初の3ヶ月は月に15〜20曲を登録し続け、30〜60曲のストックを作ることを最初の目標にしましょう。
初月の収益は数百円から数千円程度でも、
1年後に数百曲のストックができれば月1万〜数万円台が視野に入ります(個人差があります)。

副業として継続するための習慣設計とリスク管理

BGM副業は「作れば必ず売れる」ものではありません。
積み上げ型のビジネスである以上、継続することが最大の武器です。
忙しい40代・50代のビジネスパーソンが無理なく続けるための習慣設計と、あらかじめ知っておくべきリスクを整理します。

週4時間以内で回せるルーティン

この副業はスキマ時間だけで十分に運用できます。
たとえば月曜と水曜の各30分をリサーチに充て、BOOTHやクラウドワークスで売れ筋ジャンルを確認します。
火曜と木曜の各45分はAIでの生成・選別・メタデータ(タイトル・説明文・タグ)の作成に充てます。
土曜の1時間はまとめて登録作業とSNSへのサンプル投稿に使います。このペースで週合計3〜4時間、月15〜20曲の登録が現実的に維持できます。

知っておくべき3つのリスク

まず利用規約の変更リスクです。
AIツールや販売プラットフォームのルールは頻繁に変わります。
少なくとも3ヶ月に1回は使用しているサービスの規約を確認する習慣を持ってください。
次に既存楽曲との類似リスクです。AI生成曲が偶然、既存の著名楽曲に酷似するケースがあります。
前述のShazam・SoundHoundでのチェックを出品前の必須工程として組み込んでください。
そして収益の不安定性です。
ストック収益は曲数が少ない初期は非常に小さく、ほぼゼロの期間が続くことがほとんどです。
最低6ヶ月は「曲数の積み上げ期間」と割り切り、収益を求めずに継続することが成功の条件です。

確定申告の準備も忘れずに

BGM販売による副業収入が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。
AIツールの月額費用やプラットフォームの手数料は経費として計上できます。
収益が発生した時点から領収書・支払い明細・請求書を保管する習慣を早めに作っておきましょう。
また、Suno AIの有料プランで生成した楽曲を商用利用する際は、権利の証明として課金履歴や請求書の保管が推奨されています。

今日登録した1曲が、1年後・2年後も収益を生み続ける可能性があります。
最初の壁は「最初の10曲を登録するまで」。
そこを越えれば、仕組みが動き始めます。

まとめ——AI音楽生成BGM副業を今日から始めるために

動画クリエイターの急増により「著作権フリーの独自BGM」への需要は拡大し続けており、
AI音楽生成ツールを使ったBGM販売は、楽器も音楽知識も不要で始められる現実的な副業の選択肢です。

制作ツールとして副業に使えるのは、有料プラン加入中に限り商用利用・第三者への販売が可能なSuno AI(Pro以上)やUdioなどです。Soundrawは利用規約で第三者への楽曲販売が禁止されているため、副業用途には適しません。

販売プラットフォームについては、AudiostockとPond5がAI生成楽曲の登録を認めていないため、
BOOTH・note・クラウドソーシングでの受注制作・DistroKid経由のストリーミング配信が現実的な選択肢です。
収益はストック数に比例するため、最初の6ヶ月は積み上げ期間と割り切り、週3〜4時間のペースで継続することが成功の本質です。

最後に、AI音楽生成ツール・販売プラットフォームいずれの規約も2025年現在も急速に変化しています。
副業を始める前に必ず各サービスの最新規約をご自身で確認してください。
情報のアップデートを怠らないことが、この副業における最大のリスク管理です。

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