「笑う門には福来る」?表情筋を動かす習慣で若々しい表情を目指す方法

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在宅勤務やオンライン会議が増え、マスクを着用する機会も多かったここ数年。
以前と比べて「人前で表情をつくる」機会が減ったと感じる方もいるのではないでしょうか。
一人でパソコンに向かう時間や、黙々と資料を作成する時間が続くと、気づかないうちに無表情で過ごしていることがあります。
「最近、顔が疲れて見える」
「口角が下がった気がする」
「頬や口元の印象が変わってきた」
こうした変化には、加齢や紫外線、乾燥、体重変化など、さまざまな要因が関係しています。
表情筋を動かす機会が減ることも、表情の乏しさや顔の動かしにくさにつながる可能性があります。
ただし、表情筋トレーニングだけで、ほうれい線やたるみが必ず改善するわけではありません。
顔の運動に一定の可能性を示す研究はあるものの、研究数や方法には限りがあり、
効果についてはさらなる検証が必要です。
本記事では、表情筋の役割を確認しながら、40代・50代でも無理なく取り入れやすい「顔を動かす習慣」を紹介します。
表情筋とは何か
表情筋とは、笑う、話す、目を閉じるといった表情や顔の動きに関わる筋肉の総称です。
頬、口元、目元などにある筋肉が連動することで、私たちはさまざまな表情をつくります。
会話や笑顔、まばたきなど、日常の動作でも表情筋は使われています。
しかし、在宅勤務や一人での作業が続くと、会話や表情の変化が少なくなることがあります。
その結果、顔を大きく動かす機会が減り、表情が乏しく見えたり、口元や頬を動かしにくく感じたりすることがあります。
顔のたるみやほうれい線は、表情筋だけで決まるものではありません。
皮膚のハリ、皮下脂肪、骨格、紫外線、乾燥、加齢など、複数の要素が関係しています。
そのため、表情筋のケアは「たるみを根本的に治す方法」ではなく、顔を動かす習慣のひとつとして取り入れるのが現実的です。
顔の印象に関わる筋肉
頬の筋肉
頬の筋肉は、笑ったときに口角や頬を引き上げる動きに関わります。
頬を動かす機会が少なくなると、表情が乏しく見えたり、口角が下がった印象になったりする可能性があります。
ただし、ほうれい線は頬の筋肉だけが原因ではありません。
皮膚や脂肪の変化、紫外線、骨格なども関係するため、表情筋だけで改善しようと考えないことが大切です。
口周りの筋肉
口周りの筋肉は、口を閉じる、話す、発音する、笑うといった動作に関係します。
会話が少ない日や、長時間マスクを着用しているときは、口を大きく動かす機会が減ることがあります。
口元を無理なく動かす習慣は、表情の豊かさを保つきっかけになります。
目元の筋肉
目の周りの筋肉は、まばたきや目の開閉などに関係します。
ただし、目元の印象は筋肉だけで決まりません。乾燥、目の疲れ、まぶたや皮膚の変化、睡眠不足なども影響します。
目元のトレーニングを行う場合は、強く目をこすったり、力いっぱい目を閉じたりしないようにしましょう。
今日からできる顔の運動
顔の運動は、強く行うことよりも、無理なく続けることが大切です。痛みや違和感が出ない範囲で、ゆっくり行いましょう。
やさしい笑顔をつくる
鏡の前で、口角をゆっくり引き上げます。
頬が動いていることを意識しながら、数秒間キープしましょう。
歯を強く食いしばったり、顔全体に力を入れたりする必要はありません。
自然な笑顔をつくるイメージで十分です。
朝の身支度中や、仕事の休憩時間など、すでにある習慣と組み合わせると続けやすくなります。
「あ・い・う・え・お」と発音する
「あ・い・う・え・お」と、一音ずつゆっくり発音します。
口の形を意識しながら、無理のない範囲で口を動かしましょう。
声を出せない場所では、口の形だけをゆっくり変える方法でも構いません。
この運動は、口周りを動かす習慣づくりには役立ちますが、たるみやシワの改善を保証するものではありません。
ゆっくりまばたきをする
目元に力を入れすぎないように、ゆっくりまばたきを数回行います。
強く目を閉じたり、勢いよく見開いたりする必要はありません。
目の痛み、乾燥、違和感がある場合は無理に行わず、休みましょう。
続けるための習慣づくり
表情筋の運動は、短期間で大きな変化を期待するよりも、日常に無理なく取り入れることが大切です。
既存の習慣と組み合わせる
以下のような時間に組み込むと、忘れにくくなります。
- 歯磨きや洗顔の時間。
- 朝の身支度の時間。
- 昼休みや仕事の休憩時間。
- 入浴後のスキンケアの時間。
- オンライン会議の前後。
1回数分から始める
最初から長時間行う必要はありません。1回数分程度から始め、顔に疲れや違和感がないか確認しましょう。
「毎日完璧に行う」よりも、「無理なく長く続ける」ことを目標にする方が現実的です。
表情そのものを増やす
専用のトレーニングだけでなく、日常の中で顔を動かす機会を増やすことも大切です。
- 家族や友人との会話を楽しむ。
- 電話やオンライン会議で相手の話にうなずく。
- 好きな音楽や動画を楽しむ。
- ペットと遊ぶ。
- 鏡を見て口角をやさしく上げる。
無理に大きな表情をつくるのではなく、自然な会話や笑顔を増やすことから始めてみましょう。
美顔器やEMSを使う場合の注意
表情筋のケアを習慣化するために、美顔器やトレーニング器具を使う方法もあります。
ただし、道具を使えば必ずリフトアップできるわけではありません。
特にEMS美顔器は、顔や首など皮膚の薄い部位に使用するため、かゆみ、炎症、頭痛、あざ、やけどなどのトラブルが報告されています。
使用する場合は、以下の点を確認しましょう。
- 使用前に取扱説明書を読む。
- 最初は弱い出力から試す。
- 使用時間や頻度を守る。
- 傷、炎症、肌荒れがある部位には使わない。
- 痛み、赤み、かゆみ、腫れが出たら中止する。
- めまいや気分不良があれば、すぐに使用をやめる。
- 首の前側や頸部には、製品の指示がない限り使用しない。
家庭用EMS美顔器を首付近に使用したことで、めまいや失神につながる可能性も指摘されています。
美容機器を使う場合は、効果だけでなく、安全性や使用上の注意を確認して選ぶことが大切です。
やりすぎに注意する
表情筋の運動は、強く行うほどよいとは限りません。
次のような症状がある場合は、いったん中止しましょう。
- 顔や顎に痛みがある。
- 口を開けると顎が痛む、音が鳴る。
- 目に痛みや強い疲れを感じる。
- 顔に赤みや腫れが出る。
- 皮膚にヒリヒリした感覚がある。
- 美顔器の使用後にめまいや頭痛がある。
顎関節症、顔面の痛み、皮膚炎、目の症状などがある場合は、自己判断で続けず、医療機関に相談してください。
表情筋以外のケアも大切
顔の印象を若々しく保つには、表情筋だけでなく、日常のケアも大切です。
- 日焼け止めを使い、紫外線を避ける。
- 洗顔や保湿で乾燥を防ぐ。
- 睡眠時間を確保する。
- 栄養バランスのよい食事を心がける。
- 喫煙を避け、飲酒は適量にする。
- 極端な体重減少を避ける。
- 長時間同じ姿勢を続けず、適度に体を動かす。
表情筋の運動は、こうした基本的な生活習慣を補うものとして考えるとよいでしょう。
まとめ|笑顔の習慣で若々しい表情を目指す
表情筋を動かす習慣は、顔の動きや表情の豊かさを意識するきっかけになります。
ただし、顔のたるみやほうれい線には、加齢、紫外線、乾燥、皮膚や脂肪の変化など、複数の要因が関係しています。表情筋の運動だけで、たるみやシワを改善できるとは限りません。
- 表情筋を動かすことは、表情の乏しさを防ぐ習慣づくりに役立つ。
- 頬、口元、目元を無理のない範囲で動かす。
- 強く力を入れたり、長時間やりすぎたりしない。
- 笑顔や会話など、自然に顔を動かす機会を増やす。
- 美顔器やEMS機器を使う場合は、説明書と安全上の注意を確認する。
- 痛み、赤み、腫れ、めまいなどが出た場合は使用を中止する。
- 紫外線対策や保湿、睡眠などの基本的なケアも続ける。
「笑う門には福来る」ということわざのように、笑顔をつくることは、見た目だけでなく気分転換のきっかけにもなります。
まずは鏡の前で、無理のない笑顔を数秒つくることから始めてみましょう。
※本記事は、表情筋のケアに関する一般的な情報提供を目的としています。
表情筋運動や美顔器の使用による効果には個人差があります。
顔や目、顎などに痛みや症状がある場合は、医師や専門家にご相談ください。
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