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そろそろ母の日が近づいてきました。
「母の日といえばカーネーション」
物心ついた頃から、そう刷り込まれてきた人も多いのではないでしょうか。
でも、正直に言うと、私はカーネーションよりもバラが好きです。
凛とした佇まいと香りが大好きなこのバラを、「母の日だから」という理由ではなく、「私の一番好きな花」として母に贈りたい。
そう思ったときにふと浮かんだのが、「そもそも、どうして母の日=カーネーションなんだろう?」という問いでした。
なぜ「母の日=カーネーション」なのか?その起源を紐解く
毎年5月になると、街はカーネーション一色に染まります。
私たちは当たり前のようにこの花を手に取りますが、なぜこれほどまでに「母の日=カーネーション」というイメージが定着したのでしょうか。
その理由は、約100年以上前の米国で起きた、ある一人の女性の深い愛情にまで遡ります。
歴史が証明する感謝の形:アンナ・ジャービスが白いカーネーションに込めた想い
母の日の起源をたどると、約100年前のアメリカで、一人の女性が母への感謝を形にした出来事に行き着きます。
「母の日の母」と呼ばれるアンナ・ジャービスは、亡くなった母を追悼する礼拝で、母が好きだった白いカーネーションを教会の母親たちに配りました。
その花は、日曜学校の教師として子どもたちに愛を注いでいた母の象徴でもあったと言われています。
この出来事をきっかけに、アメリカでは母の日のたびにカーネーションを贈る習慣が広がり、1914年には正式に「母の日」が国民の祝日として制定されました。
しばらくの間は、「存命の母には赤いカーネーション、亡くなった母には白いカーネーション」という風習もあり、
カーネーションは「母を想う気持ち」を象徴する花として世界に広まっていきます。
日本でも母の日にはカーネーションを贈るのが一般的で、特に赤やピンクのカーネーションは「母への愛」や「感謝」を表す花として定着しています。
「私が好きな花」を贈るという選択:バラの華やかさを母と共有したい理由
カーネーションの由来は尊いものですが、贈り物において「自分の好きなものを大切な人に知ってほしい」という気持ちもまた、美しい動機です。
実は、私自身が一番好きな花は「バラ」です。
あの凛とした佇まい、芳醇な香り、そして幾重にも重なる花弁の美しさ。
見るだけで背筋が伸び、心が華やぐバラの魅力を、一番の理解者である母にも味わってほしい。
そう考えるのは、わがままでしょうか?
自分の感性を分かち合う。40〜50代だからこそできる「センスの共有」
40〜50代という世代は、自分自身の「好き」が確立されている世代です。
「世間ではカーネーションが定番だけど、私はこのバラが本当に好きなの。この感動をお母さんにもお裾分けしたくて」
そんな言葉とともに贈るバラは、単なるギフト以上の意味を持ちます。
それは、あなたが今どんな美しいものに惹かれ、どんな感性で生きているかという「現在のあなた」を母に伝えるコミュニケーションになるのです。
定番の由来を尊重しつつ、自分らしい花(バラ)で彩る母の日
カーネーションに込められた歴史的な感謝の心を受け継ぎつつ、そこに自分らしさを一滴加える。
あなたの好きな花を贈ることは、伝統を否定することではなく、あなた独自の表現で感謝をアップデートすることです。
今年の母の日は、あえて「あなたの好きな花」を選んでみませんか。
あなたが愛してやまないその花の美しさは、きっと母にとっても新しい喜びの発見になるはずです。
まとめ
母の日にカーネーションを贈る文化は、母への深い追悼と愛から生まれた美しい歴史の上に成り立っています。
その由来を知ったうえで、そこに「自分の好き」を一滴足してみる。
- カーネーションの由来:アンナ・ジャービスが母を偲んで贈った白い花が始まり
- 新しい提案:自分の感性を大切にし、「あなたが好きな花」を母と分かち合う
- 価値:単なる習慣ではなく、自分の「好き」を伝えることで深いコミュニケーションを生む
40〜50代の今だからこそ、形だけの正解ギフトから卒業して、「今の自分の感性」を込めた花を選んでみてもいいのかもしれません。
お母様は、その花を通して、あなたがどんなものを美しいと感じ、
どんな心で生きているのかを感じ取ってくれるはずです。
今年の母の日は、カーネーションの物語に敬意を払いながら、
「私が本当に好きな花」で感謝を伝えてみませんか。
では、またね~






