40代・50代の内臓脂肪対策|サプリ・機能性表示食品の選び方と注意点

シルスプのブログにようこそ。
「最近、お腹周りが気になってきた」
「健康診断で内臓脂肪について指摘された」
「食事量はそれほど変わっていないのに、以前より体重が落ちにくい」
40代・50代になると、このような変化を感じることがあります。
そこで気になるのが、内臓脂肪対策をうたうサプリや機能性表示食品です。
ドラッグストアや通販サイトでは、次のような表示を見かけることがあります。
- 内臓脂肪を減らすのを助ける
- お腹の脂肪が気になる方へ
- 脂肪の消費をサポート
- 体脂肪を減らすのを助ける
では、こうした商品はどのように選べばよいのでしょうか。
大切なのは、「一番効くサプリ」を探すことではありません。
まず、自分が何を目的としているのかを整理し、商品の表示、機能性関与成分、1日当たりの摂取目安量、
注意事項、価格などを確認することが大切です。
また、サプリや機能性表示食品は、食事や運動の代わりになるものではありません。
内臓脂肪対策では、食事、身体活動、体重、腹囲、睡眠、飲酒習慣などを全体的に見直す必要があります。
この記事では、40代・50代が内臓脂肪について知っておきたい基本から、
サプリ・機能性表示食品を選ぶときの確認事項、生活習慣との組み合わせ方まで整理します。
※この記事は、健康食品や機能性表示食品の選び方に関する一般的な情報を紹介するものです。疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。健康診断で異常を指摘された方、持病や服薬中の方は、自己判断でサプリを追加せず、医師や薬剤師などに相談してください。
40代・50代で内臓脂肪が気になる理由
年齢を重ねると、
昔と同じように食べているのに、体重が増えやすくなった
と感じることがあります。
その背景には、仕事や家事の内容が変わり、日常の活動量が減っていることや、
筋肉量の変化、食事と消費エネルギーのバランスなどが関係している場合があります。
女性の場合は、更年期前後にホルモン環境が変化し、脂肪のつき方や体型の変化を感じることもあります。
ただし、年齢だけで原因を判断することはできません。
体重や腹囲の変化が続く場合は、食事、運動、睡眠、飲酒、服薬、
体調などを含めて確認することが大切です。
内臓脂肪と皮下脂肪は違う
脂肪には、大きく分けて内臓脂肪と皮下脂肪があります。
内臓脂肪
内臓脂肪は、腹部の内臓周辺に蓄積する脂肪です。
内臓脂肪の蓄積は、血圧、血糖、血中脂質などの異常と関係することがあります。
厚生労働省の情報でも、メタボリックシンドロームは内臓脂肪の蓄積を基盤として考えられ、
食べ過ぎや運動不足の改善が基本とされています。
皮下脂肪
皮下脂肪は、皮膚の下に蓄積する脂肪です。
見た目のお腹周りが大きくなっていても、それだけで内臓脂肪が多いとは限りません。
家庭用の体組成計で表示される「内臓脂肪レベル」も、
医療機関で測定する画像検査と同じものではありません。
お腹周りが気になる場合は、体重だけで判断せず、腹囲、血圧、血糖、脂質なども確認しましょう。
腹囲は内臓脂肪の蓄積を確認する目安の一つですが、基準値だけで自己診断するものではありません。
健康診断で指摘された場合は、結果票の内容を確認し、必要に応じて医療機関へ相談してください。
内臓脂肪対策はサプリだけで考えない
内臓脂肪が気になると、まずサプリを探したくなるかもしれません。
しかし、健康食品は医薬品ではありません。
疾病の治療や予防を目的に使うものではなく、生活習慣の改善を置き換えるものでもありません。
消費者庁も、健康食品を利用する際は、表示されている摂取目安量や注意事項を確認し、
不調を感じた場合は医師や薬剤師へ相談するよう案内しています。
まずは、次の項目を確認してみましょう。
- 食事量や食事時間
- 甘い飲料や間食
- 飲酒量
- 歩数や日常の活動量
- 筋力トレーニングの有無
- 睡眠時間
- 体重や腹囲の変化
- 健康診断の数値
そのうえで、必要に応じて機能性表示食品を補助的に検討するという順番が現実的です。
内臓脂肪対策の優先順位
- 健康診断や体調を確認する
- 食事と活動量を見直す
- 継続できる運動を取り入れる
- 体重・腹囲・生活習慣を記録する
- 必要に応じて機能性表示食品などを検討する
- 持病や服薬がある場合は専門家に相談する
サプリを先に購入するのではなく、まず自分の状態と目的を確認することが大切です。
内臓脂肪対策で見かける成分
内臓脂肪やお腹周りをテーマにした商品には、さまざまな成分が使われています。
ただし、成分名だけを見て、「この成分なら脂肪が減る」と判断しないようにしましょう。
重要なのは、次の点です。
- どの成分が機能性関与成分なのか
- どのような機能が表示されているのか
- どの対象者に向けた表示なのか
- 1日当たりにどの程度摂取するのか
- どの期間の試験に基づく表示なのか
- 注意事項は何か
葛の花由来成分
葛の花由来の成分を使用した機能性表示食品があります。
ただし、商品によって機能性関与成分の名称、含有量、対象者、摂取目安量、表示内容は異なります。
「葛の花由来」という言葉だけで判断せず、
商品パッケージに記載された届出表示を確認しましょう。
ブラックジンジャー由来成分
ブラックジンジャー由来の成分を使用した商品もあります。
商品によって表示の対象や機能性の説明が異なるため、「ブラックジンジャーだから内臓脂肪が減る」と
一括りに考えることはできません。
表示内容と摂取方法を確認し、自分の目的に合っているかを考えましょう。
茶カテキンなど
茶カテキンなど、お茶に含まれる成分を利用した商品もあります。
飲料タイプやサプリメントタイプなど、形状もさまざまです。
商品によって含有量や摂取目安量が異なるため、普段飲んでいるお茶の量とサプリの量を単純に比較しないようにしましょう。
複数の成分を含む商品
内臓脂肪や体脂肪をテーマにした商品には、複数の成分が配合されているものもあります。
しかし、成分の種類が多いほど優れているとは限りません。
「何種類入っているか」よりも、次の点を確認するほうが重要です。
- 何が含まれているか
- 1日当たりの含有量はどの程度か
- どの成分が機能性関与成分か
- 何を目的とした表示なのか
- 他の商品や医薬品と重複しないか
機能性表示食品とは?
機能性表示食品は、食品に機能性を表示できる制度の一つです。
消費者庁によると、機能性表示食品は、事業者が安全性や機能性に関する科学的根拠などを販売前に届け出ることで、
特定の保健目的が期待できる旨を表示できる食品です。
ただし、トクホとは制度が異なります。
機能性表示食品は、国が商品ごとの効果を保証したものではありません。
したがって、次のように考えるのが適切です。
機能性表示食品は、一定のルールに基づいて機能性を表示している食品であり、医薬品でも、国が効果を保証する商品でもない。
また、届出内容を超えて「必ず痩せる」「飲むだけで脂肪が消える」などと広告することは、制度の趣旨に反する可能性があります。
消費者庁も、公開されている届出内容を超えた広告を鵜呑みにしないよう注意を促しています。
商品を選ぶときの6つの確認ポイント
1. キャッチコピーより届出表示を見る
広告には、
- スッキリ
- 燃焼
- 脂肪対策
- お腹周りが気になる方へ
- 年齢による体型変化に
など、目を引く言葉が使われています。
しかし、最初に確認したいのは、商品に記載された正式な届出表示です。
届出表示には、どの成分について、どのような機能が、誰を対象に表示されているのかが書かれています。
広告の印象だけでなく、パッケージや公式情報を確認しましょう。
2. 機能性関与成分を確認する
次に、何が機能性関与成分なのかを確認します。
ここで見るのは、成分名だけではありません。
- 1日摂取目安量に含まれる量
- 商品が対象としている人
- どのような機能を表示しているか
- 摂取期間や試験条件
- 摂取上の注意
「脂肪によさそう」というイメージではなく、
自分が期待する目的と表示内容が合っているかを確認します。
3. 1日当たりの摂取目安量を見る
サプリメントでは、「1袋に何粒入っているか」だけでは不十分です。
重要なのは、1日に何粒、何本、何個を摂取する設計なのかです。
1袋が安く見えても、1日6粒を摂取する商品であれば、1か月あたりの費用は変わります。
必ず次の項目を確認しましょう。
- 1日当たりの摂取目安量
- 1袋で何日分あるか
- 1日当たりの成分量
- 摂取方法
- 摂取上の注意
4. 注意事項を確認する
商品の裏面には、次のような情報が記載されています。
- 摂取上の注意
- 保存方法
- アレルギー表示
- 1日当たりの摂取目安量
- 妊娠・授乳中の注意
- 服薬中の人への注意
- 体調に異常を感じた場合の対応
購入前に、少なくとも一度は確認しましょう。
健康食品の利用状況を記録しておくと、体調変化や他の商品との重複も確認しやすくなります。
消費者庁も、健康食品の利用状況を記録する方法を案内しています。
5. 1か月・1年あたりの価格で考える
サプリは、一度購入して終わりではなく、継続利用を前提とした商品も多くあります。
そのため、1袋の価格ではなく、1か月あたり、1年あたりの費用で考えましょう。
たとえば、1日100円の商品なら、
100円 × 30日 = 3,000円
1年間では、
3,000円 × 12か月 = 36,000円
になります。
購入を続ける場合は、次の点も確認してください。
- 定期購入かどうか
- 解約条件
- 送料
- 初回価格と2回目以降の価格
- 返金保証の条件
- 1か月あたりの実質費用
6. 公開されている届出情報を確認する
機能性表示食品は、消費者庁の「機能性表示食品検索」で、
商品名、届出番号、届出者名、機能性関与成分、機能性表示などを検索できます。
より詳しく確認したい場合は、次の情報を見ます。
- 届出表示
- 機能性関与成分
- 安全性に関する情報
- 機能性の根拠
- 摂取上の注意
- 製造・品質管理に関する情報
通販サイトの広告だけではなく、届出情報と商品パッケージを照らし合わせると、表示内容を冷静に確認できます。
「一番効くサプリ」を探さない
サプリを調べると、
- おすすめランキング
- 最強ランキング
- 効果重視ランキング
- 40代向けランキング
- 内臓脂肪対策ランキング
などが見つかります。
ランキングそのものが問題というわけではありません。
ただし、ランキングの順位だけで商品を選ぶと、自分の目的や生活に合わない可能性があります。
比較するときは、次の項目を確認しましょう。
「一番効く商品」ではなく、
表示内容を理解し、無理なく管理できる商品を選ぶという考え方が大切です。
内臓脂肪対策はサプリと生活習慣を組み合わせる
サプリを取り入れる場合でも、生活習慣を置き換えるものとして考えないようにしましょう。
厚生労働省は、肥満やメタボリックシンドローム対策では、食事からのエネルギー摂取と、身体活動によるエネルギー消費のバランス改善が基本としています。
食事を見直す
特定の食品を完全に禁止したり、極端に食事量を減らしたりするより、続けられる範囲で調整しましょう。
- 食べる量を少し見直す
- 主食・主菜・副菜をそろえる
- 野菜、海藻、きのこなどを取り入れる
- 甘い飲料を減らす
- 間食の回数や量を確認する
- 夜遅い時間の食事を見直す
- 飲酒量を確認する
- 揚げ物や加工食品の頻度を見直す
厚生労働省も、極端な食事制限ではなく、主食・主菜・副菜を基本としたバランスのよい食事をすすめています。
日常の活動量を増やす
特別な運動を始めることだけが身体活動ではありません。
- 昼休みに歩く
- 一駅分歩く
- エレベーターではなく階段を使う
- 買い物で少し遠い場所に駐車する
- 家事をこまめに行う
- 犬の散歩時間を少し延ばす
- 電話をしながら歩く
厚生労働省も、普段の生活の中に運動を取り入れ、無理なく身体活動を増やす方法を案内しています。
筋肉を維持する
40代・50代では、体重だけでなく、筋肉をできるだけ維持することも意識したいところです。
ウォーキングなどの有酸素運動に加えて、無理のない範囲で筋力トレーニングを取り入れる方法があります。
たとえば、
- 椅子からの立ち座り
- 壁を使った腕立て伏せ
- 軽いスクワット
- かかとの上げ下げ
- ゴムバンドを使った運動
などです。
膝や腰に痛みがある場合、持病がある場合は、運動の内容や強度について医療専門職に相談してください。
睡眠と休養を整える
内臓脂肪対策というと、食事と運動だけに目が向きがちです。
しかし、生活習慣全体を整えるには、睡眠や休養も大切です。
- 就寝時間を大きく乱さない
- 寝る直前の飲酒や食事を見直す
- 夜遅くまでスマートフォンを使わない
- 疲労が強い日は運動強度を下げる
- 休息を予定に入れる
「痩せるために毎日無理をする」のではなく、長く続けられる生活を整えていきましょう。
サプリを使う前に確認したいこと
健康食品は食品であり、医薬品とは異なります。
病気の治療や予防を目的に利用するものではありません。
次に該当する方は、自己判断で新しい商品を追加せず、医師や薬剤師などに相談することを検討してください。
- 医薬品を服用している
- 持病がある
- 腎臓や肝臓などに不安がある
- 健康診断で異常を指摘された
- 妊娠中・授乳中である
- 複数のサプリを利用している
- 食事制限や治療を受けている
- 商品を使って体調に変化があった
特に、血圧、血糖、脂質、肝機能などの異常を指摘されている場合、サプリを追加する前に、検査結果をもとに医療機関へ相談することが大切です。
「たくさん飲めば効果が高い」は誤り
健康食品では、もっと飲めば、もっと効果があるのでは?
と考えてしまうことがあります。
しかし、摂取目安量を超えれば、期待できる効果が高くなるとは限りません。
自己判断で摂取量を増やすことは避け、商品に記載された摂取目安量を守りましょう。
特定の成分を過剰に摂取すると、体調に影響したり、医薬品との相互作用が起きたりする可能性があります。
商品に記載された摂取目安量を守り、複数の商品を使う場合は成分が重複していないか確認しましょう。
不調を感じた場合は、量を増やすのではなく、摂取を中止して医師や薬剤師に相談してください。
健康診断の結果をサプリ選びより優先する
健康診断で次のような指摘を受けた場合、サプリを探す前に検査結果を確認しましょう。
- 腹囲が増えた
- 血圧が高い
- 血糖値やHbA1cが高い
- 中性脂肪やLDLコレステロールに異常がある
- 肝機能の数値に異常がある
- 医師から再検査や受診をすすめられた
内臓脂肪の蓄積は、血圧、血糖、血中脂質などと関連することがあります。
「サプリを飲んでいるから大丈夫」と考えず、健康診断の結果をもとに、必要な検査や生活改善を行いましょう。
体調に気になる変化がある場合は、サプリの選び方よりも医療機関への相談を優先してください。
40代・50代の内臓脂肪対策は無理なく続ける
40代・50代になると、
若い頃と同じ生活なのに、体型が変わってきた
と感じることがあります。
そのとき、特別なサプリだけで解決しようとするより、次の順番で考えるほうが現実的です。
- 健康診断や体調を確認する
- 食事と飲酒習慣を見直す
- 日常の活動量を増やす
- 筋肉を維持する運動を取り入れる
- 睡眠と休養を整える
- 必要に応じて商品を比較する
- 医薬品や持病との関係を専門家に確認する
機能性表示食品を利用する場合も、広告の印象だけで決めず、
届出表示、機能性関与成分、1日当たりの摂取目安量、注意事項、費用を確認しましょう。
まとめ|サプリは表示と目的を確認して選ぶ
内臓脂肪が気になってくる40代・50代にとって、サプリや機能性表示食品は選択肢の一つです。
ただし、最初から「一番効く商品」を探す必要はありません。
まずは、自分が何を改善したいのかを確認しましょう。
そのうえで、次の項目を確認します。
- 機能性関与成分
- 届出表示
- 1日当たりの摂取目安量
- 摂取上の注意
- 医薬品との関係
- 1か月・1年あたりの費用
- 継続しやすさ
- 消費者庁の届出情報
そして、サプリだけに頼らないことも大切です。
食事、身体活動、筋力、睡眠、飲酒習慣、健康診断の結果を確認したうえで、必要に応じて健康食品を補助的に取り入れましょう。
40代・50代の内臓脂肪対策は、短期間で一気に変えることよりも、これからも続けられる方法を選ぶことが基本です。
無理のない範囲で生活習慣を一つずつ見直し、自分の状態に合った対策を考えてみてはいかがでしょうか。
では、またね〜
免責事項
本記事は、健康食品、サプリメント、機能性表示食品、生活習慣に関する一般的な情報提供を目的としたものです。
特定の商品や成分の利用を推奨するものではなく、疾病の診断、治療、予防を目的としたものでもありません。
健康診断で異常を指摘された方、持病がある方、医薬品を服用中の方、妊娠・授乳中の方は、自己判断でサプリメントを追加せず、医師や薬剤師などの専門家に相談してください。
商品を利用する場合は、パッケージや公式情報に記載された摂取目安量、注意事項、アレルギー表示、保存方法を確認してください。体調に異常を感じた場合は、摂取を中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。






