シルスプのブログにようこそ~
昨今、お国が押している副業を始めることで、
限られた時間をどう活用するかが大きな課題になります。
仕事と副業、さらにプライベートのバランスを取るために時間管理の
ヒントを探していたとき、「7つの習慣」を思い出しました。
この本は単なるスケジュール術ではなく、目的意識や優先順位の付け方など、
根本的な行動習慣の重要性を教えてくれます。
特に20~30代のビジネスパーソンが副業と本業を両立させる上での
軸づくりに最適な一冊です。
- 1. 序章:「7つの習慣」とは何か?
- 2. 第一の習慣:主体的である(Be Proactive)
- 3. 第二の習慣:終わりを思い描くことから始める(Begin with the End in Mind)
- 4. 第三の習慣:最優先事項を優先する(Put First Things First)
- 5. 第四の習慣:Win-Winを考える(Think Win-Win)
- 6. 第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される(Seek First to Understand, Then to Be Understood)
- 7. 第六の習慣:シナジーを創り出す(Synergize)
- 8. 第七の習慣:刃を研ぐ(Sharpen the Saw)
- まとめ
1. 序章:「7つの習慣」とは何か?
「7つの習慣」は、スティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた
世界的ベストセラーの自己啓発書です。
発売以来30年以上、多くの経営者、ビジネスパーソン、教育関係者に読み継がれています。
本書の魅力は単なるテクニックではなく、「人格の原則」に基づいて、人生と仕事の両面で成功を築くための普遍的な指針を示している点にあります。
2. 第一の習慣:主体的である(Be Proactive)
第一の習慣は「主体的に行動すること」です。
主体的とは、環境や状況に左右されるのではなく、
自らの選択で行動を決める姿勢を持つことを意味します。
例えば職場でトラブルが起きたとき、誰かのせいにするのではなく、
「自分にできることは何か」を考え行動することが重要です。
主体性は、人生のコントロールを自分の手に取り戻すための出発点です。
3. 第二の習慣:終わりを思い描くことから始める(Begin with the End in Mind)
第二の習慣は「ゴールを明確にすること」です。
目的地がはっきりしていなければ、努力の方向が定まりません。
人生の目標、仕事での理想像、家庭でのあり方など、
あらかじめ“終わりの姿”を描くことで、日々の行動に一貫性が生まれます。
この習慣は、長期的な成功を目指すビジネスパーソンに不可欠です。
4. 第三の習慣:最優先事項を優先する(Put First Things First)
第三の習慣は「本当に大事なことを優先する」というタイムマネジメントの原則です。
重要だけれど緊急ではないこと
(健康管理、スキルアップ、人間関係構築など)に時間を使うことが、
長期的な成果を生みます。
逆に、緊急だけれど重要でない作業に追われてしまうと、本来の目的を見失ってしまいます。
5. 第四の習慣:Win-Winを考える(Think Win-Win)
第四の習慣は「お互いが利益を得られる解決策を探す」ことです。
ビジネスや人間関係において成功を収めるためには、
相手を打ち負かすのではなく、双方が利益を得られる
「Win-Win」の発想が不可欠です。
「勝ち負け」や「妥協」ではなく、
双方の価値を最大化する解決策を探す姿勢が信頼関係を強固にします。
特に交渉術やプロジェクトの進行管理では、
Win-Winを前提にすることで長期的な成果とリピーター顧客を
得られる可能性が高まります。
6. 第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される(Seek First to Understand, Then to Be Understood)
第五の習慣は「聞く力」の重要性を説いています。
人は自分の意見を通す前に、相手の立場や感情を理解されたいという
欲求を持っています。
傾聴力を高めることで、コミュニケーションはスムーズになり、
信頼を獲得できます。
特にビジネスシーンでは、クライアントの本当の課題やニーズを把握することが、最適な提案や長期的な関係構築につながります。
7. 第六の習慣:シナジーを創り出す(Synergize)
第六の習慣は「協力による相乗効果」を目指すことです。
シナジーとは、1+1が3にも4にもなる相乗効果のことです。
多様な意見やスキルを持つ人々が協力することで、
個人では到達できない成果を生み出せます。
特に現代のビジネスでは、異業種コラボレーションやチームビルディング
の重要性が増しています。
8. 第七の習慣:刃を研ぐ(Sharpen the Saw)
第七の習慣は「自己研鑽とバランスの維持」です。
「刃を研ぐ」とは、自分自身を継続的に成長させるための
時間を取ることです。
これは、
・肉体的健康
・精神的安定
・知識の習得
・人間関係の充実
といった4つの側面からの自己研鑽を意味します。
日々の忙しさに流されず、学習や健康管理への投資を習慣化することが長期的なパフォーマンスを支えます。
まとめ
「7つの習慣」は、短期的なテクニックではなく、人生の土台を築くための「原則の本」です。
『7つの習慣』は、単なる自己啓発本ではなく、ビジネスにおける成功のための原則集です。
これらの習慣を一つずつ生活や仕事に取り入れることで、信頼されるリーダーシップや、持続可能な成果を生み出す基盤が整います。
では、またね~