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今さら聞けない「高市トレード」とETF投資|オルカン・S&P500で資産を守る方法

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日本初の女性総理・高市早苗氏の誕生をきっかけに、市場では「高市トレード」と呼ばれる動きが注目されています。

先日の解散総選挙で、憲政史上初となる自民党単独での「3分の2超」議席獲得という歴史的な結果が出ました。
高市早苗新総理の誕生により、市場では早くも「高市トレード」という言葉が飛び交い、
株高・円安の流れが加速することが予想されています。

このような大きな政治・経済の転換点は、私たち個人投資家にとってチャンスでもあり、リスクでもあります。
「今から投資を始めても大丈夫なのか」
「円安が進む中、どう資産を守ればいいのか」
──そう感じている40代・50代のビジネスパーソンも多いはずです。

この記事では、「高市トレード」が意識される株高・円安局面で、
オルカン(全世界株式)やS&P500といったETFを使いながら、資産を守りつつ増やしていく考え方を解説します。
投資初心者の方にも届くよう、専門用語はできるだけかみ砕いてお伝えします。

なぜ今「高市トレード」とETF投資が話題なのか

2026年2月現在、投資界隈では「高市トレード」という言葉が飛び交っています。
あなたも経済ニュースやSNSで目にしたことがあるのではないでしょうか。

高市トレードとは、高市政権の経済・財政政策や安全保障政策への期待を背景にした「株高・円安」のマーケットの動きを指す言葉として使われています。
円安進行と株高が同時に起こる局面で、多くの投資家が注目しているのが「ETF(上場投資信託)」です。
特に「オルカン(全世界株式インデックスファンド)」と「S&P500(米国株式指数)」への投資は、
40代・50代のビジネスパーソンの間で定番になりつつあります。

ただ、
「今から始めても遅くないのか」
「どちらを選べばいいのか」と
と不安を感じる方も多いでしょう。

だからこそ、株高・円安の局面で押さえておきたい投資の基本を、ここで整理していきます。

株高・円安が私たちに与える影響とは

現在の市場は「株高」と「円安」が同時進行する特殊な状況にあります。
日経平均株価は過去最高値圏の5万円台前半で推移し、
ドル円も1ドル150円台半ば〜後半という歴史的な円安水準にあります。

この環境が私たちの生活や資産に与える影響には、プラスとマイナスの両面があります。

  • 円安で輸入品の価格が上がり、生活費はじわじわと増加している。

  • 一方で、海外資産を持っている人にとっては、為替差益を得るチャンスにもなっている。

多くのエコノミストは、日米の金利差が大きく縮まらない限り、円安基調はしばらく続くと見ています。
このような状況で「円だけ」を持ち続けることは、実質的な資産の目減りにつながる可能性があります。

一方で、株価については「高値づかみ」のリスクも気になります。
ただし10年以上の投資期間を取れる40代・50代にとっては、
「いつ始めるか」よりも「コツコツ続けるかどうか」の方が結果に効いてきます。
タイミングを測るよりも、分散投資を長く続ける戦略がフィットしやすい年代です。

ETF投資の基礎|オルカンとS&P500を理解する

ETF(Exchange Traded Fund)は、証券取引所に上場している投資信託です。
個別株を選ぶ必要がなく、一つの商品で数百〜数千の企業に分散投資できる点が最大の魅力です。

オルカン(全世界株式インデックスファンド)の特徴

オルカンは正式名称を「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」といい、
日本を含む先進国と新興国約50カ国の株式市場に投資します。
投資対象は約3,000銘柄に及び、真の意味での「世界分散投資」が可能です。

メリットは、これ一本で世界経済の成長に幅広く乗れることです。
どの国が成長するか予測できなくても、世界全体が成長すれば資産は増えます。
地政学リスクにも強く、特定地域の混乱の影響を受けにくい構造です。

S&P500の特徴

S&P500は、米国の代表的な500社の株価指数に連動します。
Apple、Microsoft、Amazonなど、世界をリードする企業が含まれています。

過去の実績として、S&P500はおおむね年平均10%前後のリターンを上げてきたことから、
世界中の投資家が基準とする指数になっています。
米国経済の強さと、世界中から優秀な人材と資本が集まる米国市場の魅力が背景にあります。
ただし、米国一国に集中投資するため、オルカンよりも地域リスクは高くなります。

両者に共通するのは、低コストで運用できる点です。
信託報酬(運用手数料)は年0.1%前後と、従来の投資信託と比べて圧倒的に安価です。
40代・50代が老後資金を準備するには、このコストの低さが長期的に大きな差を生みます。

40代・50代に最適な投資戦略と資産配分

40代後半から50代のビジネスパーソンには、独自の投資戦略が必要です。
20代・30代と異なり、リスクを取れる期間は限られる一方、収入は安定している強みがあります。

年代別の資産配分の考え方

基本的な考え方として「100-年齢=株式比率」という公式があります。45歳なら55%を株式、50歳なら50%を株式に配分する目安です。
ただし、これはあくまで参考値です。退職金や年金の見込み額、住宅ローンの有無、
子どもの教育費の状況によって調整が必要です。

安定収入があり、老後資金にまだ余裕がある方は、株式比率を高めてもよいでしょう。
逆に、近く大きな支出予定がある方は、債券や現金の比率を増やしておく方が安心です。

オルカンとS&P500の使い分け方

迷ったら「オルカン」を「ベース」として選ぶのが無難です。
世界分散により、どの地域が成長しても恩恵を受けられます。

投資の勉強に割ける時間が少ない方、考える時間がない多忙なビジネスパーソンに最適です。

一方、「米国経済の成長を信じる」「過去の高いリターンを重視したい」という方はS&P500の比率を高める選択もありです。

例えば、オルカン70%、S&P500を30%といった配分なら、世界分散を維持しつつ米国の比重も高められます。

リスク管理の三原則

  1. 生活防衛資金の確保
    まずは生活費の6カ月分程度は、すぐ使える現金として確保しておきましょう。

  2. 一括投資を避ける
    毎月一定額を積み立てる「ドルコスト平均法」で、高値づかみのリスクを抑えます。

  3. 短期の売却ルールを作らない
    数カ月〜数年単位の値動きに振り回されず、10年以上の長期保有を前提にすることが成功のカギです。

今日から始める具体的なステップ

ETF投資を始めるために必要なのは、証券口座と「毎月いくら積み立てるか」の決断だけです。

おすすめはネット証券です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などは、手数料が安く、投資信託のラインナップも豊富です。

選ぶポイントは三つです。

  • つみたてNISA・新NISAに対応しているか(税制優遇は必ず活用したい制度です)。

  • クレジットカード積立ができるか(ポイント還元により実質利回りを上乗せできます)。

  • 使いやすいスマホアプリがあるか(日々の確認のしやすさが継続を支えます)。

積立投資の設定方法

口座開設後は、月々の積立額を設定します。まずは無理のない金額から始めてください。
月1万円でも、年間12万円の投資になります。新NISAを活用すれば、年間360万円まで非課税で投資できますが、
最初から上限を目指す必要はありません。

設定画面で「オルカン」または「S&P500」を検索し、積立日と金額を入力するだけです。
給料日の翌日に設定すれば、自動的に投資が続きます。一度設定すれば、あとは放置しても構いません。

よくある失敗例と対策

  1. 値下がりで怖くなって売ってしまう
    株式市場は上下動を繰り返すものです。
    下落局面は「安く買える期間」と捉え、積立を続けることが長期の成果につながります。

  2. 情報が多すぎて動けない
    勉強は大切ですが、「完璧に理解してから始める」と考えると、いつまでもスタートできません。
    まずは少額で始め、走りながら学ぶ方が効率的です。

  3. 短期の値動きに一喜一憂する
    毎日の株価チェックは不要です。
    年に数回、資産全体を振り返る程度の距離感の方が、メンタル的にも続けやすくなります。

まとめ:今こそ始める資産形成の第一歩

高市トレードに象徴される株高・円安の局面は、投資に関心を持つきっかけとして最適です。
とはいえ、短期的な市場の動きに惑わされず、長期的な視点で資産形成に取り組むことが何より重要です。

40代・50代のあなたには、まだ十分な時間があります。
オルカンやS&P500といった低コストETFを活用し、毎月コツコツと積み立てる。
この単純な方法こそが、インフレや円安に負けない資産形成の王道です。

完璧なタイミングを待つ必要はありません。
「今日」が、あなたの投資人生で最も早い日です。
証券口座の開設と、月1万円からの積立という小さな一歩が、
10年後・20年後の安心につながっていきます。

円安による資産の目減りを防ぎ、老後の不安を軽減するために──。
あなたの資産の一部を、世界と米国の成長に託してみませんか。

では、またね~